Googleアナリティクスがサイト作りにおいてとても重要な情報を教えてくれるということは分かっている方も多いと思います。
しかし実際の情報を見てみても、その数字を見ればいいのかということや、判断の基準が分からなかったりもします。今回はGoogleアナリティクスの見方をご紹介して、見るべきポイントをお伝えしていきたいと思います。
Googleアナリティクスのここを見よう
自身のサイトや公開したページがどれだけ見られているかということや、改善点がどこにあるかなどを探るヒントになるGoogleアナリティクス。でもどこに注目してどのように判断するべきかよく分からないという場合もありますよね。
ここではGoogleアナリティクスのここに注目!という点をご紹介していきます。
①ページビュー(PV数)
サイト全体や、各ページにどのくらいの人が見に来たかということが分かるPV数。Webサイト全体のPV数は「ユーザー」→「概要」のページビュー数で確認できます。
各ページごとのPV数を確認したい時は、「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」で見ることができます。
PV数を確認した時、その数字が多いのか少ないのかが分からない方もいるでしょう。明確にこれが基準というものを設定するのは難しい部分もありますが、ある程度の目安としては、以下のようなPV数を目指したいところです。
- 個人運営のブログなど…1万~20万PV
- 中小企業…2万~30万PV
- 大手企業…10万~100万PV
②滞在時間
PV数は多ければ多いほど良いと思われますが、ただ訪問されただけではなく、ページの内容をしっかり読んでもらえているかどうかも重要です。
その点、PV数だけを確認するのではなく、「滞在時間」と「直帰率」も合わせて確認する必要があります。
滞在時間の確認では、「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」の2つを確認することができます。平均セッション時間は、サイト自体にいた時間で、平均ページ滞在時間は特定のページにどのくらいいたかを表す数字です。
平均セッション時間は、「ユーザー」→「概要」で確認することができます。
平均ページ滞在時間は「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」から確認することができます。
この滞在時間などの目安というものも知りたいところですが、サイトの内容により滞在時間の平均が変わるため一概に「○分」などといった数字はありません。
しかし、自身のサイトの内容をじっくりと見るために使う時間を計算してみた時、それよりも平均滞在時間がはるかに短かった場合はまだまだ改善点が多いのかもしれません。もしもページの改善後に平均滞在時間が延びた場合は改善の成功と言えるでしょう。
③直帰率
滞在時間と同じく確認しておきたいのが直帰率です。この直帰率では、全体の訪問者のうち、何%が1ページしか見なかったかということが分かります。
「ユーザー」→「概要」でサイト全体の直帰率が分かります。
各ページの直帰率を見たい場合は、「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」を見ることで確認できます。
直帰率については、一般的には40%が目安とも言われています。ただ、これもサイトの内容や構成で変わってくるため一概に参考にすることはできません。
直帰率はそれだけで良し悪しを判断するのではなく、滞在時間やコンバーション率(購入などの目標となる行動があった率)も合わせて判断すると参考にしやすくなります。
まとめ
数字ばかりで難しく感じられるGoogleアナリティクスではありますが、サイト運営においてとても大事な指針になります。各データのどこを見るかを理解して、より魅力的なサイト作りに役立てましょう。
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