Webサイトやブログのコメント欄を設置しておくべき理由【SEO効果あり】

Webサイトやブログのコメント欄については、設置した方がいいという人や、設置しない方がいいという人もおり、意見がわかれるところです。

設置することで励ましになるコメントをもらえるという肯定的な意見や、反対に設置することにより批判的なコメントだけでなく、スパムのような内容の確認をする手間が出てしまう可能性があるので設置しなくてもよいという意見もあります。

今回の記事ではSearchEngineJournalで掲載されていたGoogleのJohnMuellerがそうした疑問について回答した内容をまとめています。

目次

コメント欄にはSEO効果があるのか

まず結論からいうと、コメント欄を設置することでSEOの面で効果があるようです。

もちろんただ単にWebサイトやブログにコメント欄を設けただけでSEOの効果が出て表示順位が上がるというわけではありません。

JohnMuellerは、以下のように述べています。

User comments can add SEO value to webpages in the form of additional context.

If users stay on topic, and leave comments related to what the page is about, then that information can assist with search rankings.

Comments relevant to the subject matter of the webpage can help Google understand the content better and know which types of queries it should rank for.

“ユーザーコメントは、追加的な文脈という形で、ウェブページにSEO的な価値を与えることができます。

ユーザーがトピックに集中し、ページの内容に関連したコメントを残せば、その情報は検索順位の上昇に役立ちます。

ウェブページの主題に関連するコメントは、Googleがコンテンツをよりよく理解し、どのような種類のクエリで上位に表示されるべきかを知るのに役立ちます。”

https://www.searchenginejournal.com/google-on-the-seo-value-of-user-comments-on-websites/438870/

あくまでも記事の内容が重要な判断基準ではあるものの、記事の内容に沿った有益なコメントであれば、アルゴリズムから「追加的な文脈」として捉えられ、SEO上においても効果があるようです。

コメント欄を設置しておく上での注意点

ここまで触れてきたように、Webサイトやブログ上でのコメント欄を設置することで、SEOに効果的にはたらく可能性があります。

ただ、注意しておかなければならない点もあります。

JohnMuellerは下記のようにコメントしています。

Websites are responsible for user comments, even though they may be written by people who are not directly affiliated with the site.If it’s on your website, you’re responsible for it.

“トピックから外れたコメントは、そのページが何についてのもので、どのクエリに対して表示されるべきかについて、Googleに複雑なシグナルを送る可能性があります。ユーザーのコメントは、たとえそれがサイトと直接関係のない人が書いたものであっても、ウェブサイトはその責任を負います。”

https://www.searchenginejournal.com/google-on-the-seo-value-of-user-comments-on-websites/438870/

ユーザーが無関係なコメントやスパムのようなコメントをしてしまうと、SEO的な評価は下がってしまう可能性があるということ。

コメントをチェックする手間は増えてしまうかもしれないものの、うまく使えばSEO的に有効にはたらく可能性のあるコメント欄。運営方法について考えておく必要がありそうです。

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この記事を書いた人

携帯電話キャリアの技術職→飲食業→医療系の人材紹介業の営業職を経験。
副業としてWebライターや「note」というブログサービスでの運用を経験し、Webマーケティングに興味を持つように。その後、WEBMARKS運営するSEO特化型の『オンラインWebマーケター育成プログラム』にて内部施策・SEO対策・コンテンツ制作・データ分析などのWebマーケティングの知識を実践を通しながら体系的に習得。
現在はSEO対策を中心としたデジタルマーケターとして活動中。

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