SEO対策の中でキーワードの選び方は非常に重要です。ただ、効果的なSEO対策をするためには、やみくもにキーワードを盛り込めばいいというわけではありません。
いかに検索エンジンのアルゴリズムに引っかかるか、そもそも検索ユーザーがどのような言葉を検索しているか、ということをしっかりリサーチしておく必要があります。キーワードの選び方にも正しいやり方があるのです。
今回はそんなSEO対策の重要な部分である、キーワード選びについてご紹介していきます。
SEO対策でのキーワードの選び方の重要性
SEO対策の基本であり、重要な部分となるキーワード選び。
キーワード選びがなぜ重要なのかというと、ユーザーが自分の運営しているWebサイトにアクセスしてくる経路のほどんどが検索エンジンによるものだからです。
GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索した結果、自分の運営しているWebサイトが表示されるかどうかは、ユーザーが検索する言葉を自分のWebサイトのキーワードとして設定できているかどうかによります。
もう少し具体的にお伝えしていくと、
例えばもし自分自身がレシピをメインに掲載するWebサイトを運営していて、ケーキのレシピを記事にしたい場合。「ケーキ」というキーワードだけを選んでしまうと、ユーザーから見つかる可能性が低くなります。
「ケーキ」という検索ワードは、近所のケーキ屋だけでなく、全国展開しているような大手企業のケーキ屋など、ケーキに関わるほとんどのお店がキーワードに設定しています。
こうした場合は、「ケーキ 作り方」や「ケーキ レシピ」という複数のキーワードを設定することにより、よりユーザーから見つけられやすくなります。
このように、ユーザーが実際に検索するときに使用するキーワードを選べていないサイトはユーザーの検索結果に表示されることすら困難になります。どれだけサイトの内容が充実していて高品質だったとしても、アクセス数を上げることはできないのです。
どんな人が、どんな言葉を検索しているか、そこを突き詰めていくことで選ぶべきキーワードが見えてきます。
キーワードの選び方
SEO対策が成功するかどうかに関わってくるキーワード選びですが、どのように選べばいいのか分からないという方もいるかもしれません。ここからは、キーワード選びの方法をご紹介していきます。
①サイトのテーマやサービス内容から考える
自身のWebサイトの内容を知りたいユーザーは、どんな言葉を検索しているでしょうか。自身のサイトのテーマから、メインとなるキーワードを考えてみるのもよいでしょう。
ユーザーが検索するであろう言葉をピックアップし、その中でサイトのテーマや方向性と合っているキーワードを選ぶことで、より検索結果に表示されやすくなります。
SEO対策では、主軸として設定するキーワードを基にそれに関連する様々なキーワードを追加していくので、最初に設定するキーワードは大まかな言葉で大丈夫です。
②ツールを使って選ぶ
Googleなどではサイト運営の際に役立つツールがあり、Googleの「キーワードプランナー」という無料ツールでは自身のWebサイトに関連しているキーワードを確認できたり、月間ごとのキーワードの検索数などの情報も見ることができます。
予想するばかりではなく、こういったデータを利用することにより、より正確で効果的なキーワードを選ぶことができます。
※キーワードプランナーの利用にはGoogle広告アカウントの開設が必要になります。また、キーワードプランナー以外にも、下記のようなキーワード選びやSEO対策に役立つツールがあります。
こうしたツールで、自分が思っていたキーワードを調べてみたら、実はほとんど検索のボリュームがないワードだったということもあったりします。これらのツールを活用して、よりよいキーワードを探してみましょう。
キーワードの盛り込み過ぎには注意!
キーワード選びが重要なことを考えると、たくさんのキーワードを設定したくなります。しかしキーワードは盛り込みすぎると検索エンジンからの評価が低くなり、検索結果の上位に表示されづらいという性質もあるのです。
基本的に、サイトの内容や方向性に合っているものを主軸として選び、それを実際に検索してみたらどのようなサイトが出てくるかなども参考にしながらキーワードを変更していきましょう。
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